木のお皿とカレーライス


「木のお皿とスプーンで食べるカレーライスは いつもよりもおいしい 新発見♪」


2017年8月現在、このカレーライスを食べられるのは、「かんとうちほー」にあるこちらのお店。基本的に予約制の店となっており、時間帯別に建物の中とテラス席(青いシートが張られている区画)が分かれています。そのため、建物の中に案内される回を予約して入れば作品の世界観を味わいやすくなり(今なら「トキのうた」を聴きながらくつろぐことができると思います)、「げんじつちほー」である厨房の慌ただしさが気になる方はテラス席を選択するといいでしょう。

さて、今回の主役でもある?カレーライスは、おそらく自称「賢い博士と助手」のために劇中でつくられたものをイメージしていると思われます。
「うみゃみゃみゃ……」という声とともに切られたかのような大きめ野菜入りの辛口(「かっらーい!」が苦手なヒトのために、辛くないものも用意してあるのです)カレーは辛いにもかかわらず、本当に途中でやめられなくなる絶妙な味付け。コクはあるが、くどさがないのであと味さっぱり。大手チェーン店やレストランが提供するカレーとは別物で、また家庭でつくるカレーとも違うものを感じました。

また、一般的な「陶器のお皿と金属スプーン」ではなく「木のお皿とスプーン」なのも大事なポイント。金属が口に当たるのと、木が口に当たるのとで感じる味が変わるのかもしれません。こちらは後日自宅でも試してみたいところ。


セットメニューで注文すると食前に届きますが、ひと手間かかった飲料も一緒に味わうといいでしょう。また、お腹いっぱいの危機にならない自信があれば、デザートメニューも一緒に注文すると、一回あたり滞在時間の80分を最大限に活用できます。

お店へ入るために予約金(チャージ料)がかかり、またひと皿千円超えということで手を出しにくいかもしれませんが、少なくともこのカレーライスについては、機会があれば一度お試しすることをおすすめしておきます。

【おまけ】
可能であれば、このお店がある「かんとうちほー」へは「ボス」を片手にバスに乗ってくると、より深く味わえるかもしれません。