Maha Chaiへ行ってみた

タイ・バンコクに滞在して、時間に余裕ができたとき。あなたなら、何をしますか?観光地へ行くのもいいですが、地元住民が普段利用しているものを体験するという選択肢もあります。

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バンコクの市街地であれば、BTS(Bangkok Mass Transit System Public Company Limitedが運行する鉄道)を利用するのも選択肢の一つ。朝夕の混雑から、通勤・通学の足として使われていることを実感できます。

でも、やはり一度は利用したい、国鉄の列車。

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国鉄(の傘下組織)が運営するARL(Airport Rail Link)も、バンコクの市内にいれば利用しやすい路線の一つ。こちらもまた、通勤・通学の足として利用されていますが、面白みという点ではやや欠けます。
(画像は2014年9月、EXPRESS用車両がCity Line運用に入っている様子を記録したもの)

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ということで候補になるのが、通称メークローン線と呼ばれる鉄道路線。東側のWongwian Yai=Maha Chai Lineと西側のBan Laem=Mae Klong Lineの両方を総称して「メークローン線」と呼ぶそうなので、西側の呼称としての「メークローン線」と混同しないよう、注意が必要です。

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前述のBTSでWongwian Yai Stationまで移動し、少し歩いていくと、メークローン線(通称)のWongwian Yai Stationに到着します(両者の駅は離れています)。
体験記等の一部で、タクシーの利用を推奨する記述も見受けられますが、道路渋滞に巻き込まれている時間を考慮すると、歩いても所要時間はさほど変わらないように感じます。
(画像は、東線Wongwian Yai駅前道路の様子。画像右側付近に東線の駅があり、奥に見えるBTS高架沿いに少し左側へ行ったところにBTSの駅があります。)

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でもって、日本製の気動車に揺られること一時間弱で、Maha Chai Stationに到着。

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列車が到着すると、多くの利用者でホームが混雑します。これだけを見ると、ごく普通の光景なのですが……。

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市場の中に駅があるような状態。市場からは、捌いて常温で置かれている肉を見ながら?奥に列車が見えるという光景を見ることも可能です。

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西のMae Klong Station周辺ほどではありませんが、駅の向こうに見える線路上に露天が展開されているのがわかります。もちろん、列車の発着時は退避していますが。

本来なら、渡船で西側に渡り、再度鉄道でMae Klongを目指すべきだったのかもしれませんが、そちらは既に観光地化されている(ただし、列車の発着時のみ)ようなので、パスしました。

なお、ここに記載した内容は、2014年9月現在のものとなります。これを見て、実際に体験しようと考えている方は、念のため最新の情報を入手してから行動することをおすすめします。