一部で「三人中四位」という評価をつけられてしまったペンギン？もいるようですが、こちらはマイナス点がついてしまった鳥の話。

こちらは、大阪市の天王寺動物園に掲示してあったポスター。この中に、問題の鳥がいます。

それは「ドバト」。公害に強いという指標にはなるかもしれませんが、逆にその特性がヒトを含めたより多くの生物にとって好ましい環境をはかるための指標としては役に立たないのが理由のようです。

なお、この点数はプラス1点の「スズメ」以下。ヒトの活動によって「再野生化」してしまったドバトがヒトによって低い点数をつけられるということで、風評被害も甚だしいかと思いますが、指標の違いということでやむを得ないのかもしれませんね。

【参考】
このポスターの内容は、1973年からサントリー株式会社が一部の新聞に連載していた愛鳥キャンペーン広告のうち、1982年に制作されたものとなります。