京都市内にある水族館の話。
(以下、画像がそこそこ多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
京都水族館
- 2012年開館
- 京都府京都市下京区
- 午前十時に開館、入場料は大人1,850円
この水族館が発する第一のメッセージは、「『オオサンショウウオ』の減少」という事実。
オオサンショウウオの大きさにも驚かされますが、見つかるサンショウウオのほとんどが外来種との交雑種であることを展示物で知らせています。
なお、交雑種はあくまで交雑種であり、在来種や外来種とは区別されます。
京都で見られる川の生き物を展示している「京の川」水槽。
同様に、京都の海で見られる生き物を展示している「京の海」水槽。
ここで、「京都に海?」と思う方がいるかもしれません。確かに、京都市に海岸線は存在しませんが、京都府として見れば舞鶴市や宮津市などが海に接しているので、「京の海」という表現は正しいものとなります。
もう一つこの水族館を特徴づけているのが、この棚田。単なる水田ではなく、水田を通して季節を知り、生き物たちの活動を知ることができるようになっているそうです。
一方で、この水族館では「ケープペンギン」などの生き物の活動も観察することができます。
たとえば、換羽中のこの個体。一見、換羽というよりは脱毛に見えてしまうので大丈夫なのか気になるところですが、動きを見た感じはなんとなく眠たそう。
スリープモードに入り、頭が垂れてきましたが、その後「はっ!」となり再び頭を上げます。
しかし眠たいのは変わらないようで、何度もあくびをしていました。
このように、じっくりと行動を観察してみると新しい発見をすることができるかもしれないので、時間にゆとりを持って巡回することを推奨します。
この水族館でもイルカのショーが開催されています。
空中にいるイルカの図。