静岡で「カレーをよこすのです!」

某助手「ヒトのために準備してやった『こらぼれーしょんいべんと』の設営がやっと終わったのです。」
某博士「では、いつものように『りょうり』をひっかけて帰るとしましょうか、助手?」

そうして出てきたものは……?
フェネックのホワイトオムレツカレー
某博士「今日は『フェネックをいただきます』、なのです。」
某助手「ついに『フェネックを舐める』ことができるのですね。」
某博士「しかし、今のはアライグマや某パークガイドに聞かれたら面倒な発言なのです。」

白身だけを用いた「たまご焼き」がのっているというわけではなく、ふわとろオムレツの真ん中が開かれた状態でのっているカレー料理。「フェネックのホワイトオムレツカレー」と称する期間限定メニューは、その性格上、注文してから提供されるまでに多少の時間を要します。一方、そのふわとろがカレーにまろやか感を追加するので、普通のカレー料理をしゃれたカレー料理に変えてくれます。

某助手「しかし、これは本当に『りょうり』なのでしょうか?」
某博士「『えくすぺりあ』の鑑定によると、これは間違いなく『りょうり』のようなのです。」
XPERIAの判定
某助手「それは『うぃきぺでぃあ』の間違いなのではありませんか?」
某博士「『としょかん』にない情報を調べるときは、『うぃきぺでぃあ』を『えくすぺりあ』から使えばいいのです。我々はかしこいので。」
某助手「ところで、博士はいつから『かんじ』というものを読めるようになったのですか?」
某博士「文字がわからなくても、『りょうり』を食べるときに使う『どうぐ』の印が見えたから間違いないのです。」

そうしているうちに、当日分の割り当てが売り切れたようです。
某博士「フェネックは、絶滅したのです。」
某助手「フェネックは、もういないのです。」
フェネック「ここにいるよ!」
フェネック/Fennec
*この限定メニューを提供している食堂がある施設で暮らす「フェネック」の「マリン」は、この地で産まれて成長した個体です。

【2018年10月23日追記】
追記日の時点において、オムレツの上に現れていたフェネックがどこかへ行ってしまった後も、この「りょうり」は「ホワイトオムレツカレー」として販売が継続されています。
【追記ここまで】

【おまけ】
カレーのサル目
「カレーのサル目(霊長目)」候補になっている「ヒゲサキ」一家。