藤沢市の、海沿いにある水族館の話題。
(以下、画像がそこそこ多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
新江ノ島水族館
- 1954年に「江の島水族館」として開館
- 2004年に「新江ノ島水族館」として新施設で開館
- 2012年に「しんかい2000」の展示を開始
- 神奈川県藤沢市
- 開館時間は公式ウェブサイトを参照、入館料は大人2,400円
この水族館でもイルカのショーを実施するためのプールが存在しますが、それ以上に大きな意義を持つと思われる展示物をいくつか見ることができるようになっています。
たとえば、館内で世代を重ねて成長する「シラス」の展示。繁殖しているというのが大きなポイントです。
水族館の裏側を窺い知ることのできるスペース。
たとえば、「メンダコ」の生態を解明するための、長期間飼育への挑戦。
(この画像は、XPERIAの低照度画像記録機能を使用して記録)
そうして、「化学合成生態系」を人工的に再現した水槽。メカニズムを理解していないと、このシステムは成立しません。
深海に関する展示物や研究は、「国立研究開発法人海洋研究開発機構」(略称JAMSTEC)との協力により実現しているようですが、それ以外にも深海に関連した展示物があります。
それは、地下(実際は1階)へと降りていく階段の先にあります。
現役を引退した、とある有人潜水調査船の実物展示。
しんかい2000
- 1981年に完成
- 1983年に研究目的での潜航開始
- 2002年に、1411回の潜航後に運用終了
- 2004年に引退
- 2012年から新江ノ島水族館の館内で展示開始
- 2017年に、日本機械学会の「機械遺産」第87号に認定される
このエリアだけ、水族館というよりは博物館という印象のある展示場所。白色外装の内部が全て水密空間になっているわけではなく、居住スペースは直径約2.2[m]の球体内部だけであることや、前部上側の機器ぎ装状態、配線や配管の様子なども観察することができるようになっています。
あれば和むのが、手描きの水槽案内。
きちんと活動(仕事)していれば?和むのが「チンアナゴ」の展示。
ヒータで暖をとり、えさとなる草がないと移動してくれない?「カピバラ」の姿もみることができます。