先日発注しておいたステレオマイクロホン（型番:STM10）が手元に届きましたので、中身をチェックしてみます。

STM10をZ3 Compactに取り付けた例。

まず気になったのが、側面から見てどのような取付状況になっているかという点。回転防止用のベロは柔軟性があるため、多少は変形することができますが、厚めのケースを併用している場合はSTM10を取り付けることができなくなると思われます。

収録のレベル調整は選択式。感度の高いものから低いものまでの3パターンから適宜選択する必要があります。ここでいう「自動」は、3パターンのうちの適切なものを自動的に選択するということだと思われます。

標準のカメラアプリでもマイクとして使用できますが、メーカが音声記録用のアプリを用意しているので、簡易的なICレコーダとして使用することができますし、44.1kHz、16bitのリニアPCMでも記録可能なので、PCMレコーダの入門編としても活用できそうです。

一部のレビューで、「音声記録は小さめになる」「遠くの音声を記録するのは苦手」という記載がありますが、パッケージには「近距離での録音（音源まで1m程度）や、大音量の録音に最適なコンデンサーマイクロフォンです」という記載がありますので、基本はそのような使い方をするものと考えたほうがよさそうです。
今後、屋外等でいくつか記録してみて、状況をチェックしてみようと思います。