足柄下郡箱根町の水族館

駒ケ岳山上から見た箱根園水族館
芦ノ湖の湖畔にある水族館の話題。
(以下、画像が多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

箱根園水族館
箱根園水族館

  • 1979年に開園
  • 2003年に「バイカルアザラシ広場」を設置
  • 複合リゾート施設「箱根園」構成施設の一つ
  • 標高723mの場所に立地
  • 神奈川県足柄下郡箱根町
  • 午前九時に開館、入場料は大人1,300円

箱根園水族館 魚類大水槽
入口すぐの場所にある大水槽は、太陽光で照らされた環境下で生きものを観察できる場所になっています。
チンアナゴ/Spotted garden eel
この水族館の「チンアナゴ」も、きちんと「仕事」しているようです。
箱根園水族館 好適環境水紹介
興味深いのは、「好適環境水」と呼ばれる、水の浸透圧を魚類の体液浸透圧に合わせた水(をつくる素)の紹介があること。この水を用いて、魚類の体の内外の浸透圧がつり合うようにしておけば、淡水魚と海水魚をひとつの水槽で飼育することもできるとのこと。

箱根園水族館 淡水館内部
「淡水館」と称する、淡水魚の飼育展示施設内部は、このような感じ。
箱根園水族館 淡水館内水槽
「ピラルク」などの大型魚を含めた、国内外の様々な淡水魚を展示する施設になっています。
箱根園水族館 季節の水槽
訪問時に置かれていた、季節の水槽。

キングペンギン/King penguin
マカロニペンギン/Macaroni penguin
内陸で暮らす?ペンギンたち。「キングペンギン」や「マカロニペンギン」のほかに「ジェンツーペンギン」も同居。
ケープペンギン/African penguin
「ケープペンギン」は別の場所で暮らしています。繁殖期になると、奥の巣(おうち)に多くのつがいを見ることができます。

箱根園水族館 バイカルアザラシ広場
横方向に長い窓いっぱいに見える岩場?の中で、何かが泳いでいるようです。
バイカルアザラシ/Baikal seal
よく見ると、それは「バイカルアザラシ」。この水槽もまた、太陽光に照らされたバイカルアザラシの姿を見ることができる貴重な場所となっています。
箱根園水族館 バイカルアザラシ広場
この水槽を上から見ると、横に長い池のような形状をしていることがわかります。
バイカルアザラシ/Baikal seal
太陽光の下で見ると、体の黒さがより強調されて見えます。

バイカルアザラシ/Baikal seal
バイカルアザラシのサーフィン(ビート板を使った水泳の練習光景ではない)。
バイカルアザラシ/Baikal seal
バイカルアザラシのショーは、アザラシの身体能力を考慮し、どちらかというと娯楽の要素が多いものとなっていますが、一方で警戒心が強いとされるバイカルアザラシと人との関係性という面から考えると、非常に興味深い光景であるともいえます。