ある日、といっても夕方から夜にかけてのほんの一部ですが、バンコクの中央駅(正式にはKrungthep Station)で見かけた光景を並べてみました。
駅舎の内部。正面に見えるのがきっぷ売り場で、その先にプラットホームがあります。ちなみに、プラットホームへの立ち入りは特に制限されていません。
出発前の客車を洗浄中の光景。
日本の「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」が思い出に変わると、この鉄道が走行可能な日本型寝台客車車両に出会える最後の砦になります。
第13列車のChiang Mai行き。荷物車と非冷房の食堂車、最後尾の1等車以外は全て2等車で構成されています。この日は約10分遅れで発車しました。
出発を待つ客車列車。
かつて日本で使用されていた12系客車を改造した2等座席車。車椅子用のリフトが設置されており、その部分に両開きの扉を設けた車両です。
Chiang Maiからの気動車特急が到着。さっそく前後の貫通扉を開け、中から荷物を外に放り出し始めました。
よく駅構内を見回すと、かつて日本で使用されてきた客車が何両か留置されていました。元々、行先表示機が設置されていた場所には、通風口が設けられていました。