2013年12月から2014年2月までの週末を中心に臨時列車として使用された、台湾鉄路管理局のEMU100型電車。

1978年に運用が開始され、2009年に定期運用が終了したEMU100型電車。2013年の臨時列車は、5両編成を2本つなげた10両編成で運転されました。

樹林車站に掲出されていた、臨時列車運転のお知らせ。

先頭車同士の連結部。言われなければ、中間車同士の連結に見えます。

遠くから見て運転台同士が向かい合っている様子がわかりにくいのは、前面部がほぼ完全な切妻デザインであることが要因の一つに見えます。

車内の様子は、青系の布地を使用していることもあり、一見すると日本の国鉄特急用車両のような印象があります。また、座り心地は日本の国鉄特急グリーン車（例：キロ180形気動車）に似た感じ。

樹林車站では、2013年現在最新鋭のTEMU2000型電車との並びも見られました。TEMU2000型電車は2013年に登場したので、この並びはEMU100型電車が定期運用されていた時代には見られなかったもの。

基隆車站に到着したEMU100型電車。古めのホーム屋根との対比。

一方で、日本メーカ製の自動改札機との新旧対比も興味深いです。