束縛プレイが心地いいらしい

【おことわり】
新しい考え方に移行したため、本記事の内容は過去のものとなっています。
(2016年1月追記)

どのような方法でプレイしたら、快感が得られるのか?様々なテストを繰り返してきた結果、束縛プレイが大きなポイントであることが見えてきました。

CD音源の取り込みで、過去にはOSの機能を制限したり、電源装置を非スイッチングのものに変更したりなど、様々なことを試してきました。もちろん、それらによって得られる音は変わり、そうしてほとんどの場合、より自分の好みのものへと近づいていきました。

しかし、最近試した内容で大きな変化があったのは、こちら。
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人造大理石板にポータブルBDプレーヤーを、真鍮ワイヤで縛り付けるように固定。

BDプレーヤーで発生した振動をハネナイト(商品名)等のゴムで抑え込もうとしても、得られる音はダルでスローなもの。逆に、プレーヤーのゴム脚を両面テープで固定すると、今まであいまいだった音の定位が向上してきました。「それならば、原状に戻せる範囲内でがっちり固定したら、もっと定位がはっきりするのでは?」ということで、ワイヤによる固定に至りました。

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片側は比較的すんなり固定できますが、正面向かって左側はEjectボタンの関係上、ライン状にワイヤを通すことができません。そこで、そちら側は角へ斜めにワイヤを通し、事実上の三点固定にしました。

これだけでもいいのですが、上蓋の制振もできればさらによし。

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ということで、上蓋はウェイトで押さえつけるようにして固定。中央に直接ウェイトを置くと蓋が変形し、ディスクが回らなくなりますので、角材を挟み、上蓋の縁に重みがかかるようにしています。
この際、ウェイトは載せすぎないことが大切。過度の荷重はシャーシにストレスを与え、別の意味で得られる音に影響を及ぼします。そのため、蓋のがたつきがなくなる程度の荷重をかければ十分です。

以上の施策によって得られる、音の定位感。音の立ち上がりが早くなったためか、ボーカルも濁ったりせず、はっきりと聞こえるようになりました。
発生した振動を抑え込むよりも、最初から振動を発生させないようにするほうがより効果的。プレーヤーをがっちりと固定(束縛)して再生(プレイ)することの重要性が、よくわかったような気がします。