肥薩線を味わう(1)

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熊本県の八代から人吉、吉松を経て鹿児島県の隼人を結ぶ肥薩線。その中でも、一日に五往復しか列車が走らない区間があります。

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それは、吉松と人吉を結ぶ区間。しかも、2015年10月現在、日中に運行される二往復は座席指定列車「いさぶろう」、および「しんぺい」としての運行。

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指定席の座席。普通列車なので向かい合わせの固定式。
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一部車端には自由席も用意されていますが、指定席との格差はかなり大きいようです。
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車両中央にはフリースペースがあるため、その分座席が少なくなっていますが、混雑時には立席スペースとして機能するのかもしれません。

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観光列車ということもあり、列車の離合とは関係なく途中駅では数分の停車があります。また、各駅では地元産品の物販も楽しむことができます。
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大畑駅のループとスイッチバックが見える場所で一時停車。これも観光列車ならでは。
ここ以外にも、当時の国鉄が日本三大車窓に選定した「矢岳越え」でも一時停止します。

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人吉駅では特急列車との乗り継ぎも可能。これらとうまく組み合わせて利用すると、効率的に周遊することができると思います。