絶望の中心でタイトル名を叫ぶ(違)

2016年1月17日に放映された「伝説のプリンセス」第四十八話の視聴感想などを記載します。

【念のため、補足】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【第四十八話】
春野さんたちは、自分が正しいと思った道、夢や希望へと続く道をまっすぐ歩んでいる。なので、周囲に誰かがいてもいなくても関係ない。いつものように、強い意思の象徴に姿を変えて(いわゆる「変身」のこと)、目の前の「困難」に立ち向かっていった。
ほとんどの人が今の状況を把握できない中、静かに春野さんたちを見送ったのは、今起こっていることを理解しているほぼ唯一な存在となった、七瀬さん。

夢へ向かって駆けていく人がいる。夢に向かって努力している人もいる。そうして、夢を守ってくれる人、見守ってくれる人もいる。

夢を叶えるためには、目の前の困難を乗り越えなければならないこともある。時には誰かの(直接的な)助けを得られることがあるかもしれないが、根本は自分との戦い。挫折しそうになったとき、心の支えとなるのは、(心理的な)サポートをしてくれる人の存在。だから、絶望させられた人たちもそれに気づいて、絶望で固められた「檻」から自力で抜け出せたのだろう。

それを踏まえた上で、敵方の行動。

「ボスという『呪縛』からの脱出」ができるかどうか?
今までは、上から言われたことだけをやればいいということで、何もステップアップしてこなかった「三銃士」(こういう呼び名があったことはすっかり忘れていました)。そのうち、一人は自らその重要性に気づき、もう一人は「伝説のプリンセス」たちの力を借りて呪縛から解放された(敵方は、心の欠けた部分が満たされることにより、敵方としての生命が終わると考えられるので、今回のような結末もあるのかもしれない)。さて、残る一人はどうなるのか?

【絶対にあきらめない!】
「伝説の~」シリーズで、毎年一月になるとよく聞かれるフレーズが、この「絶対にあきらめない!」。伝説を作る人たちは、(よい意味で)あきらめが悪い人たちなのです。そうして、「伝説の~」シリーズの普遍的テーマにもなっています。

WebITKのウェブサイト構成要素の一つである、「伝説の~」シリーズを取り扱うウェブページは、夕凪中学校(凪中)という架空の学校が舞台に出てくるシリーズがフィナーレを迎えたタイミングでスタートしていますが、そのときからウェブサイトのタイトルが「絶対に~!」であったことを考えると、やはりこの言葉自体が「伝説の~」シリーズのキーワードになっているのではないかと考えます。