Windows 10へ移行できない理由

ラップトップPCに続き、CD-DA吸出し用NUCもWindows 10にアップグレードし、CD音源吸出しをしてみました。しかし、得られた結果はWindows 7時代に敵わず。その理由を考察してみました。

過去の施策で意外と効果があったのが、表示解像度と色数を減らすこと。そのため、今までは1366×768、16bit色の設定で使用してきました。ところが、Windows 10には画面全体を16bit色に落とすオプションがありません(アプリケーションごとに色数を模擬させる機能はあるが、ハードでやらないと意味がない)。低域が伸びず、高域が詰まり、かつきつくなる理由は、ここにあるような気がします。

もう一つの懸念点は、いつ自動アップデートがかかるか読めないこと。再起動のタイミングでかかれば更新動作中の一時間くらいは使えなくなりますし、吸出し動作中にかかれば、当然得られる音の傾向に影響を及ぼします。

ということで、NUCにおけるWindows 10のお試しは半日で終了。すぐにWindows 7へ復元してしまいました。しかし、今後よりよい施策が見つかれば、再度挑戦したいと考えます。