無糖飲料の選び方

日本国内では普通に入手できる無糖飲料も、海外で探すと見つからない場合が少なくありません。その際、ラベルの記載内容を読むことができればまだ助かりますが、アルファベットしか知らない場合、タイ語や韓国語表記のラベルから判断するのは非常に困難です。
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しかし、あるポイントに絞れば比較的容易に判定することが可能です。

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たとえば、お茶。
お茶とそれ以外を区別するため、まずはパッケージに「Tea」「茶」「차」「ชา」などと書かれているものを見つけましょう(とりあえず、何のお茶であるかは考慮しないことにします)。

ポイントは、熱量表示(kcal)を探すこと。この飲料の場合、0kcalと記載がありますので、「無糖」と読める部分がなくても無糖であることが推測できます。
または、原材料に占める茶葉、または水の割合も手がかりになります。砂糖が入っている場合、その分茶葉の割合は減るからです。

参考までに、この緑茶飲料には100gあたり2.5mgのカテキンが含まれているようです。

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次に缶コーヒー。
これも、熱量表示をヒントにして判断することができると思います。それが面倒な場合、黒いパッケージはブラックコーヒーである可能性が高いので、一次判断をする際の参考になるかもしれません。

参考までに、この缶コーヒーには100gあたり23mgのナトリウム(つまり、塩分)が含まれています。こればかりは、現地語を読めないと知ることができません。

上記の例は、たまたま韓国で無糖のものを探し当てることができたので記載しましたが、タイの場合は甘いことが当たり前の世界なので、無糖飲料にたどり着くのは困難が予想されます(特に、都市部を離れた場合)。