貝の口を開ける課題

「伝説の魔法つかい」第七話で出てきた二枚貝。これの「口」を、手を使わずに開ける課題が何を意味するのか考えてみました。

人魚の世界の住人は「外の世界が怖い」「意地悪されそう」と言って、居住区域から外に出ようとしませんでした。文字どおり、「殻にこもっている」状態。
そこにやって来たみらリコの二人。お互い、違う世界に踏み込んだ経験を語り、得体のしれない恐怖に立ち向かって「怖くない」と宣言した二人。

貝の口が開いたのは、「いつまでも殻に閉じ籠っていたらだめだ。勇気を持って未知なる世界への一歩を踏み出そう」というメッセージを受け止め、気持ちをオープンにすることができたことを示しているのでしょう。言葉で相手の心を動かしたことになりますので、みらリコの二人は今回の課題が合格とみなせます。

言い換えると、発声練習だけでは貝の口が開かないはず。残りの三人が課題をこなせたかは疑問ですね。