見方を変えれば……

2016年4月24日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【呼び方】
朝比奈さん「リコちゃん」
リコさん「そんな呼び方する人、あなたぐらいだわ」(呼び方を否定)
大野くん「十六夜さん」
リコさん「その呼ばれ方、慣れてないし。『リコ』って呼んで」(困惑)
大野くん「わかったよ、リコ」
長瀬さん「じゃあ、わたしも『リコちゃん』って……」
朝比奈さん「……(まゆみには否定しないんだ)」
???「おはよう、りこりん」
リコさん「……(『はるはる』とか、『みなみん』が出てきそうな呼ばれ方よね?)」

【第十二話】
自分が「代表」だと思い、「あたし、完璧」を追及するリコさん。一方で、周囲が見えなくなってしまい空回り。おそらく、あちらの学校がこちらの世界に「留学」を認めた目的は、完璧人間になることではなく、違う環境で今までにない何かを感じ取り、考え、自分の生活に活かしていくことであろう。そのためには、見方……というよりは、考え方を変えていく必要があります。

たとえば、バレーボール。サーブ、レシーブ、トスにアタックと何でもできるマルチプレーヤーを目指そうとするか、球技を楽しみたいと思ってやるのかで、意味合いは正反対になります(そういう意味では、現在の「五輪」は本来の意義を失っているといえますが)。完璧は針の穴に糸を通すように視野が狭まりがちになりますが、一方でレクリエーションとしての活動では、他人との(新たな)関わりというもので世界が広がります。

まだ、「ナシマホウ界」での導入編に近い話なので、あまり多くの提示はないように見えますが、今後、魔法という概念のない世界で何に気づき、何を得ていくのかに注目したいと思います。