山梨の険道を走る

最近よく聞く「酷道」「険道」という言葉。どんなに酷で険しいのかと思って訪問しても、意外と普通の道路である場合が少なくありません。

そんな中、山梨県道113号甲府精進湖線の右左口峠超え区間は立派な「険道」として残っていたので、訪問してみました。
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並走する「甲府精進湖道路」が無料化されるまでは国道358号を名乗っていたこの区間の両端には、冬季閉鎖用のゲートとともに、未舗装路があるという立派な案内が立っています。
2016年6月現在、国道358号と並走するこのポイントにはガードレールが設置され、相互間を乗り入れすることはできなくなっています。

では、どのくらい未舗装路なのか?
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これは、まだ普通の未舗装路。
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どこかの山道(実際、山道なのだが)みたいな状態の道路が県道、しかも現道です。
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途中で数か所、このように落差の大きな洗い越しが現れます。注意しないと前後バンパー下部を擦ることになるため、できるだけ落差の小さいルートを確認して通行する必要があります。
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前後サスペンションの伸縮具合から、洗い越しの落差を推測してみてください。

ここで記したとおり、2016年6月時点ではPandaでも通行可能な状態となっていましたが、基本的に普通乗用車でこの区間を越えようとするのは推奨できません。また、Pandaで通行する場合は4×2ではなく4×4で来たほうが安心でしょう。