静岡県道293号、および愛知県道429号である「古真立佐久間線」。それの静岡県区間は橋の上約30[m]弱となっています。しかし、現地で観察すると不思議な光景を目にすることとなるでしょう。

静岡県側から見た古真立佐久間線（静岡県区間）の全景。画像手前は静岡県であり、この橋がかかっている大千瀬川上に愛知県との県境があります。

橋の手前にあるポールをよく観察すると、そこには愛知県の文字が。ここだけ愛知県になっています。

橋の向こうにはトンネルが見えます。

トンネルの手前に立っているのは、静岡県道の都道府県道番号標識。ここだけ静岡県になっています。

一方のトンネル入口向かって右側にある標識のポールは愛知県。
トンネル入口から大型車両の通行を禁止し、トンネルを抜けてすぐの場所から全ての通行が禁止とされている（しかも、その場所に電光式の立派な道路情報表示機も立っている）、不思議な場所です。