塩クッキーの味は?

2016年7月31日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【第二十六話】
塩クッキーの味は、塩辛い経験の味。「一緒にいると迷惑がかかる」と思い家出した結果、残された人に迷惑をかけてしまった話。その「ありがとう」は、結果としてありがたくなかった?
そこをどうやって解釈するかが、今回の話を読み解くポイントとなりそうです。

【アンインストール】
家出の際、魔法をかけて仕上げた装飾は解除されていました。家具も消えてはいないものの、単に「家具の形をしたもの」に。匠は部屋を装飾する前の状態に戻すことができましたが、みらリコとの関係を「出会う前」の状態に戻すことはできませんでした。

つまり、魔法で人間関係を操ることはできないということ。仮に別れたとしても、その前にある「出会い」という事実は残ったままです。一方で「いつまでも一緒にいたい」という気持ちをかなえるのは、その人の心がけにかかっており、それを支える気持ちそのものが「魔法の言葉」となっています。

今回、花海さんはそのことを学べたのだろうと思うので、今後の展開を見守ろうと思います。