花火をあげる

2016年8月14日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【絨毯の操縦要件?】

  • 小型特殊免許(「絨毯に限る」の但し書き付)が必要。
  • 高度150[m]以下で運行すれば、事前の届出は不要。
  • 資格を取得して一年間は、日式の初心運転者標識の掲示が必要。

魔法界でも、空を飛ぶという行為には様々な制約がありそうです。
ちなみに、箒は軽車両と同等の扱いなのでしょうか?

【第二十八話】
内容が妙に日式な夏祭り。金魚釣りや、心を通わせないと目的のものを獲得できない輪投げなどの出店があったようですが、今回のミッションは花火を打ち上げること。

ここで重要なのが、いわゆる「補習組」の存在。もっとも、補習をうけることになった理由が「出席日数不足」「高所恐怖症」「忘れ物」だった三人なので、絶望的に実技が苦手ということではないはず。そんな三人が努力し、「(いい意味で)変わったね」と言われる存在になっていたというのは見落とさないほうがいいでしょう。

一方の十六夜さん。名目上は「他の世界に触れる」ということで「留学」しているため、他の世界では満足に実技を見せることができません。それにもかかわらず実技の精度が向上しているのは、やはり朝比奈さんや花海さんといったパートナー、前述した「補習組」との出会いにより、心の持ち方が変わったからなのかもしれません。もっとも、「水中で、果実から花火を打ち上げる」だけの実力を持っているので、それをきちんと制御できるようになれば最強です。

現実の世の中はそんなに甘くないですが、対象とする年齢層に対して「努力すれば報われる(かもしれない)、努力することの大切さ」というメッセージを発するのは大切なことだと思います。

【気になること】
花火の材料となる「ドンドン花」の生育が突然悪くなった件。前回のアイスドラゴン失業冷凍みかんの原料が入手できなくなった件では原因と思われるものの描写がありましたが、今回は何もなし。第二十七話を見ていない人にとって、それでは謎が深まるばかりです。
また、次回予告に出てきた内容も「終わりなき混沌」の影響なのでしょうか?気になります。