小さな隠しごと

自分の仕事分担をさぼって休んでいるところを第三者に見られ、そのことを告げ口してやると言い張る人。最近の「私刑」が流行っている原因の一つになっているのが「俺は正しい」という(変な)正義感。「中の人も人間なのだから、たまにはそういうこともあるよね?」という感覚はまったくないし、そもそも日本国外へ行けば「自分のペースで自分の仕事?をする」例はいくらでも見かけます。それでも回るのが世の中。

しかし、今回の目撃者は「弱みを握る」という手法で都合のいいように相手を使うことを思いついたようです。
そんな状況で使われていることがわかったからこそ、「一緒に謝りに行こう」と声をかけてもらえた被害者。第四十二話の内容は、小さな隠しごとが大きな結果を生んでしまう一方で、今の状況をきちんと相手に伝えることにより解決への糸が結ばれる例を示しているのではないでしょうか?

【次回予告】
「はーちゃん」が妖精だったということを忘れている人は多いと思います。もしかして、「はーちゃん3.5」登場?