勝手にTDC~駅長に会いに行く

2017年4月から「本物の」四国デスティネーションキャンペーンが始まりますが、ここでは勝手に徳島デスティネーションキャンペーンを開催。

牟岐線の牟岐駅に「わたし、一度やってみたかったの」と言い出しそうなムギちゃん駅長はいないが、牟岐線の先には黙々と業務をこなす?「駅長」がいるという話。

そこへは、牟岐線海部駅で阿佐海岸鉄道に乗り換えていくことになります。


唯一の中間駅にして有人駅でもある宍喰駅。

駅の改札口付近に水槽が置かれています。

どうやらここが「駅長室」となっている模様。こんな狭いところにどうやって駅長が入りこむのでしょうか?

……ということではなく、この中にいる伊勢えびが駅長(エビちゃん駅長?)ということになっています(ネコが駅長をやっているのと同じ理論)。よく見ると、この水槽内では多くの「駅員」も働いているようです。
それはさておき、自称「スーパーローカル」阿佐東線が決して楽観視できない現状から伊勢えびのように「脱皮」できるのかどうかが鉄道存続のための条件であり、また「駅長」が駅長でいられるための条件にもなりそうです。

さて、ここまで来たのでさらに隣の駅(=終着駅)まで行ってみましょう。

徳島側から室戸岬や奈半利・安芸への玄関口にもなっている甲浦駅。実感はありませんが、ここは既に高知県。

ただ、ここの訪問のしにくさはこの時刻表にあるといえるかもしれません(牟岐線区間を含む)。
諸般の事情があるのだと思いますが、ここからふた駅先へ行くのに隣の駅で24~55分待たなければならないパターンや、海部駅からの接続がないパターンもありますので、帰りの時刻には注意しましょう。場合によっては、牟岐から甲浦まで鉄道に並行する路線バスをうまく組み合わせるのも手です。