XPERIAの画像記録能力を再度検証する



この画像は、以前本ウェブログに掲載した画像。被写体は同一なのですが、これを見て違和感を覚えた方はいらっしゃるでしょうか?
前者はEOS M3(カメラ専用機)で記録したもので、後者はXPERIA Z3で記録したもの。画像を比較すると、明らかに後者のほうの車幅が広く記録されていることがわかります。

では、XPERIA XZで記録したものはどうか?

(画像をクリックまたはタップすると、オリジナルの50%サイズ画像を表示できます)
本来、この車両は(1)や(3)くらいのサイズ感なのですが、(1)と比べて(2)、(3)と比べて(4)の車幅が明らかに違うことがわかります。画像の端部へ行けばいくほど横長に記録される傾向に。


(画像をクリックまたはタップすると、オリジナルの50%サイズ画像を表示できます)
こちらの作例では、右手前の自動車が台形というか菱形というか…な形状で記録されています。

そこで、今度は「EXCEL方眼紙」をLCD画面に表示し、それをほぼ正面から記録してみました。
(リフレッシュレートの影響をなくすため、本来は印刷したものを記録すべきですが、ここでは簡易的に画面表示を記録しています)

(画像をクリックまたはタップすると、オリジナルの50%サイズ画像を表示できます)
一応「方眼紙」なので基本的には直線になってほしいのですが、この画像上に赤色で書き加えた直線と比較すると、歪んでいるのがわかります。しかも、場所によって歪む向きが異なることがわかります。

ということで、XPERIAのカメラ機能を用いて各種記録を残そうと考えている方は、これらの特性があることを頭に入れておく必要があるといえそうです。そうして、記録する内容の重要度に応じてカメラ専用機との使い分けをするのも大切と考えます。