2017年11月30日、愛知県営名古屋飛行場の横に開館した航空博物館。
あいち航空ミュージアム
- 航空機の模型や実機の展示
- 愛知県西春日井郡(県営名古屋飛行場横)
- 通常は火曜日を除く午前十時開館、入場料は大人1,000円
入館してすぐの場所にあるパネルと模型の展示を見ながら、日本に関係する飛行機を理解することができるようになっています。
映像資料などを見た後は実機の展示エリアへ。一番目立つのは、航空自衛隊仕様のYS11型航空機。
日本の航空機産業を意識した展示が主体になっているためか、展示してある実機は「三菱重工業」の製品が主体。参考までに、同社の子会社が旅客機「MRJ」を組み立てる工場もこの博物館の近くにあり、完全予約制の「MRJミュージアム」見学ツアーも2017年12月現在、開催されています。
この日は、特別にこの小型機が展示されていました。
「うさぎ」と「かばん(人物名)」が描かれた垂直尾翼の大きさ比較。大きさは違えど、空を飛べることに変わりはありません。
常設展示機は内部が見えるようにしてあるものの近づくことはできませんが、この「ひこうき」は内部に入ることができるということなので、拝見してみました。
背の低いワンボックスの自動車に近い印象の機内。大きさの感じは同乗飛行に参加した方々のレポート画像だけでは伝わりにくいので、実物を拝見できたのは大きな収穫でした。
このように、常設展示だけの状態ではまだ小型機を追加で展示する程度のスペースがあるので、今後も(オフィシャルな)特別展示等のイベントが開催されることを期待したいところ。
格納庫の構造になっている本博物館は前述のとおり県営名古屋飛行場に隣接しているので、窓や屋上の展望デッキから(運用中の)飛行機を見ることが可能です。