計画倒れ回避か?

自動車用品店等で見かける「静音計画(商品名)」。この手のDIYグッズは、常にオカルトやプラシボとの戦いを強いられますが、今回はどうでしょうか?
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今回は、テンパータイヤ収納室に貼ることによって制振と吸音を図るグッズのセットを選択。
制振テープはゴムが薄いため、それ単体では振動を抑え込めていないような感じ。タイヤ固定ボルト(熊猫の場合はパンク修理キット収納トレイ固定ボルト)で共振部を締め付けることによって、はじめて制振できているように思えました。
一方の吸音材も厚さ約10[mm]なので、本当に吸音効果があるのか疑問でした。


施工後の当該部位。

とりあえず施工して、50[km/h]制限の一般道を走らせてみました。当然、無音にはなりません(無音を期待するのは、「効果がない」と短絡する原因)。しかし、走行中に後ろの音を気にしてみると、なんとなく音が吸われたかのような反響のなさを感じましたので、施工によって何らかの違いが発生したものと考えられます。

この手のグッズは決して安くないので、気軽に試すのは難しいのですが、このメーカがいう「風切り音の低減」に効果的とされるものも少しずつ試して、それぞれの施策がどれだけ効果あるのか試してみたいと思いますが、タウンスピードで空力部品が効果を示すかどうかは微妙ですね。