岐阜県各務原市にある淡水水族館の話題。
(以下、画像がそこそこ多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
岐阜県世界淡水魚園水族館(愛称:アクア・トトぎふ)
- 2004年に開館
- 東海北陸自動車道川島PAのハイウェイオアシス内にある
- 岐阜県各務原市
- 九時半に開園、入場料は大人1,500円
この水族館は淡水域(一部は汽水域)に生息する生き物を専門に飼育・展示している施設であるとともに、環境という観点も前面に出した展示物が目立つものとなります。
前半は、地元・長良川を上流から下流に向かいながら、各流域に生息する生き物を紹介する展示。入場後、いきなり施設の四階から巡ることになるため、ちょうど「上流から下る」イメージにも重なります。
これは三階にある「アユ」の展示場所。
外を見ると、三階にある施設の多くが四階とつながっていることがわかります。
生息地の環境を再現した水槽。
外部光を採りこんでいることもあり、「窓の外に長良川の下流がやってきたよう」に見える水槽。
この施設は四階建てですが、各階の間はスロープで結ばれており、どのような人でも快適に移動が可能な構造。
長良川を下ったあとは、日本国外の淡水域に目を向けた展示に移ります。違う場所に同じような生きものがいるということは、もともとその地域は一つであったということを知ることができます。
メコン川中流域をイメージした水槽では、「メコンオオナマズ」(現地名ปลาบึก)が泳ぐ様子を観察することができます。
コンゴ川、アマゾン川などをイメージした水槽を見比べることにより、地域ごとに多様な生きものが生息していることを実感できるようになっています。
突然ですが、「カピバラ」。日本国内では、温泉につかるカピバラなど、動物園で見ることが多い生きものですが、泳ぎが得意ということで水族館でも飼育・展示されている例の一つになります。