勝手にODC~泉南郡岬町の遊園地内動物園

【おことわり】
この施設は2020年3月末日をもって営業を終了したため、記載内容は過去の情報となっています。

みさき公園駅前のモニュメント
大阪府泉南郡にある遊園地内動物園の話題。
(以下、画像が多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

みさき公園
みさき公園

  • 1957年に開園
  • 遊園地と動物園エリアを含む複合施設
  • 「無柵放養式展示」の様式を採用した日本初の動物園施設とされる
  • 2009年に「シャイニースタジアム」を開館
  • 大阪府泉南郡
  • 開園日は公式ウェブサイトを参照、入場料は大人1,350円

みさき公園 キリンの家
ここにある施設の中でも有名なもののひとつとされるのが、「アミメキリン」の飼育。
アミメキリン/Giraffe
2018年7月にうまれた仔キリン「仙夏」が、かなり無理な格好をして?母乳を飲む光景。
ヤギ/Goat
その様子を園内通路向かい側から見ている?「ヤギ」。
チャップマンシマウマ/Chapman's zebra
ヤギやキリンの行動を気にしていない?「チャップマンシマウマ」。

アライグマ/Common raccoon
アライさん(仮名)「アライさんはこんなところも登ることができるのだ!」
この様子から、「アライグマ」の行動力の高さを垣間見ることができます。
アライグマ/Common raccoon
アライさん(仮名)「こんなことをしているけど、アライさんは『テサグリグマ』ではないのだ!これは内緒なのだ!」
アライグマは手探りも得意なので、隣にいるホンドタヌキと比較して両者の行動の違いを観察するのもよいかと思います。

みさき公園 サル山
比較的大規模なサル山。ここでは大勢の「ニホンザル」が様々なドラマ?を日々繰り広げています。
ニホンザル/Japanese macaque
ニホンザル/Japanese macaque
もちろん、仔ザルの姿も多く見られるので、子どもがどのような行動を取るのか、そうしてメスザルが彼らに対してどのような行動を取るのかなど、じっくり観察すれば30分程度はあっという間に過ぎていくかと思います。

みさき公園 シャイニースタジアム
この園内には、動物園でありながらイルカたちの姿を見ることができる施設があります。
みさき公園 シャイニースタジアム
中では、イルカたちの泳力(ジャンプ力に繋がる)を紹介する催しが開催されていました。
FS355
海獣エリアに向かう通路の片隅にあるのは、FS355形鉄道車両用台車。鉄道会社系の企業が運営していることが伝わってきます。
ニホンジカ/Sika deer
ニホンジカの運動場をよく観察すると、古いマクラギが再活用されていることがわかります。
ニホンツキノワグマ/Japanese black bear
高低差のある展示施設なのに、上の通路からおやつを与えられるようになっているため、下に降りてこない「ニホンツキノワグマ」。

スマトラトラ/Sumatran tiger
訪問日時点で、2018年12月に東京都台東区の動物園(リンク先を新しいウィンドウまたはタブで開きます)へ移動予定とされる「スマトラトラ」の「ブラン」。その代わりに、横浜市旭区の動物園(リンク先を新しいウィンドウまたはタブで開きます)から「パンプ」が移動してくる予定になっています。
【2018年12月4日追記】
「ブラン」も「パンプ」も、それぞれ無事に移動を終えたようです。
【追記ここまで】

2018年11月現在、日本国内に16頭しかいないスマトラトラ。今期は上記以外にも、繁殖計画に基づいて

  • 2018年10月下旬に「クンデ」が仙台から名古屋へ移動
  • 2018年11月初旬に「ファントム」が横浜市旭区から宮崎へ移動
  • 2018年11月中旬に「ケアヒ」が東京都台東区から仙台へ移動

といった動きがありました。

みさき公園 カンガルー放飼場付近
園内の特徴として、比較的高低差が多いことが挙げられます。そのため、展示場所の下と上など様々な角度から生きものたちを観察することができます。
アカカンガルー/Red kangaroo
ただし、横になっている姿がデフォルトの?「アカカンガルー」は、どの角度から見ても横になっていることに変わりはないようです。

みさき公園 南米の森
こちらは「南米の森」という名の施設。
フタユビナマケモノ/Linnaeus's two-toed sloth
ガラス越しに「フタユビナマケモノ」などの姿を観察できるようになっています。
ここまでは他の園館の類似施設と同様なのですが、こちらでは人数限定の特別ツアーに参加することにより、より近くで彼らを観察することができます。
フタユビナマケモノ/Linnaeus's two-toed sloth
参加者は、ガラスも柵もない至近距離でフタユビさんたちの寝る様子を観察できるほか、毛ざわりも体感可能。
フタユビナマケモノ/Linnaeus's two-toed sloth
仔はやわらかで、成体は硬め(ただし、「カピバラ」のようなタワシ感ではない)という体毛の違いを知ることができる貴重な機会となります。
ミツオビアルマジロ/Brazilian three-banded armadillo
アルマジロの中で唯一丸まることができる「ミツオビアルマジロ」の丸まっている様子や、心拍が手に伝わる状況も実感できます。

なお、「南米の森」ミニツアーに参加する際は、途中でいたずら好きな?「リスザル」エリアを歩いて通過することになるので、それなりの覚悟が必要になるかもしれません。