新潟県新潟市にある水族館の話題。
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新潟市水族館(愛称:マリンピア日本海)
- 1964年に「新潟市立新潟水族館」として開館
- 1990年に移転し、(2019年)現在の名称で開館
- 2013年に改修の上でリニューアルオープン
- 新潟県新潟市
- 午前九時に開館、入館料は大人1,500円
入館してすぐにあるのは「潮騒の風景」と称する区域。一部の水槽は、上からも生きものの観察ができるようになっています。
水槽でみられる生きものの紹介は、他の園館でも見られる液晶画面を用いたものとなっていますが、この施設では生きものの生態なども同時に表示されるため、知識を深めることができます。
鮮やかな色彩で目立つのは「南西諸島の海」と称する水槽。
ここの「チンアナゴ」や「ニシキアナゴ」たちは、きちんと仕事をしているようです。
この水族館は海沿いにありますが、一方で新潟市には信濃川の河口もあるので、信濃川を上流へさかのぼる形での水槽展示もあります。
水族館の裏側のひとつである「育成室」の様子を見ることができる窓。ここでは、単に中が見えるだけでなく、外から見る人向けにも水槽の説明がなされていました。
「小動物」として紹介されているのは「アメリカビーバー」。水槽の工夫により、水上と水中の両方で、どのように行動しているのかを観察できるようになっています。
「ラッコ」は給餌の時間帯に、水中のむき身を自ら拾いにいく様子を観察できます。
このラッコ「クータン」は2020年3月に記憶の中で泳ぎ続ける存在になってしまったため、2020年5月の時点において本施設でラッコの姿を観察することはできなくなっています。
この水族館にも、他の類似施設と同様にイルカとトレーナーの共同作業により、イルカの身体的特徴や能力を紹介するステージがあります。
隣接するプールでは、2019年7月に誕生した「カマイルカ」の親仔が泳いでいる様子を見かけることができました。訪問時点において、仔はまだ体格や体温の測定をうまく受けることができない様子。また、専任のスタッフが時計を見ながら行動観察を行ない、状況を逐次記録するという作業の様子も見られました。
閉館時刻が近づき、そろそろ「おうちに帰りたい」状態のようにも見える「フンボルトペンギン」たち。