台中BRTシステムのその後

台中の連接バス
以前紹介した、台湾・台中のBRT(新しいタブ・ウィンドウで開きます)。2014年7月に運行が開始されたのですが、実はその後に大きな変化があることがわかりましたので、修正の意味を兼ねて2020年2月の状況を掲載します。

台湾・台中のBRT

  • 2014年7月27日にBRTシステムの運用開始
  • 2014年12月25日に、林佳龍氏が台中の市長に就任
  • 2015年3月23日に、BRTシステムを廃止して、BRT車道を「優化公車」専用道とすることが発表された
  • 2015年7月7日の終発をもってBRTシステムが廃止された
  • 2015年7月8日から、元BRT路線が「台中市公車300路」として運用開始された

市長の交代で交通政策が変更となり、結果として運用開始から一年を待たずにBRTシステムが廃止されました。
台中・元BRTのバス停
BRTシステム自体は廃止されましたが、専用道は引き続き専用道として使用されているので、「駅」スタイルの停留所も継続して使用されています。
台中・元BRTの自動トークン販売機
BRTシステムの廃止とともに、元BRT用の連接車両にも運賃収受設備が備えられたため、停留所に設置されていたトークンの販売機は電源が切られたまま放置されています。
台中・元BRTの改札機
同様に、自動改札機も電源が切られたまま、撤去もされずにそのまま残されています。