(E12)NOTEの音響を聞きやすくする試み

スピーカディレイ設定例
最近は、純正ナビゲーションシステムでもスピーカのディレイを設定できる場合がありますが、E12 NOTEの場合は設定の入切ができないので、二人以上乗車したときは不適切な音響を相手に聞かせることになります。

そこで、ディレイの設定に頼らず聞きやすい音響を目指してみた例。

イコライザ調節前
ディレイ設定を全て0[cm]にして、イコライザ設定も切にしておくと、そこから聞こえる音の中心が右と左に分離してしまいます。
イコライザ調節後
そこで、1[kHz]付近を少しだけ増強する設定にすると、それだけで音の中心が自分の中心に合ったように聞こえてきます。この設定は、特にボーカルに対して有効です。ついでに、こもり音の原因になりやすい90から120[Hz]近辺を少し下げてあげると、より聞きやすい音の傾向が得られます。

上記の設定例はディーラーオプションの「グレードアップスピーカ」装着車の場合を示すので、ライン装着のものをそのまま使っていたり、社外品のスピーカに交換したりしてある場合は、好適な状態とするための設定値が変わる場合があります。