将来に備えて~2021年9月現在の「PCオーディオの入口」

My PC Audio APR2020
2020年4月に掲載した上図(新しいタブ・ウィンドウで開きます)ですが、その後システム構成に変更がありましたので、現在の構成に関する記事を更新します。

My PC Audio SPT2021
今回は、ネットワークの一部を光接続に変更しています。ポイントは、ネットワークコンバータを用いるのではなく、SFP+対応ポート付のスイッチへの交換や、SFP+ポート付のネットワークボードを追加したこと。これにより、ネットワークコンバータへ供給する電源で悩んだり、コンバータへ接続するメタリックケーブルで悩んだりする苦労をなくすことができます。
これだけではネットワークの高速化にもつながりませんが、将来的にTS-231+をSFP+拡張対応や2.5GbE対応のものなどに更新した際はデータバックアップなどで恩恵を受けられる可能性があります。

で、もう一つの目論見は、光変換で得られると思われる「音の傾向の違い」。SFP+ポート間の接続をダイレクトアタッチケーブル(DAC)ではなく、あえてSFP+トランシーバと光ケーブルの組み合わせにして電気的に絶縁したのは、それが理由。また、スイッチも遊休品の低ノイズ電源を使用しています。
よくも悪くも変化することが考えられるので、ある程度の通電時間に到達したら「PCオーディオの入口」的に変化の状況をチェックしてみようと思います。