やはり音の傾向が変わった光接続

My PC Audio SPT2021
PCとスイッチ間を光接続に変更した、本ウェブログ管理者のPCオーディオ(実質的にはローカルのネットワークオーディオ)環境。果たして、この変更で得られた「音の傾向」はどうだったのでしょうか?

今回の音の傾向の差異は、後述する「2020年4月の構成から変更」した内容を反映したうえで、PCとスイッチ間の接続をメタリックケーブルにした場合とマルチモードの光ケーブル接続にした場合の違いを比較しています。

・本ウェブログ管理者の環境において、音の広がり、音の焦点、低域や高域の出方なとがバランスした音が得られました。また、無音に近い部分の静粛性が向上したように聞こえました。
傾向として、微妙に音のアタックが丸まっているように感じたので、楽曲によっては物足りなさを感じる可能性があるように思いました。スイッチに不使用のLANケーブルが接続されているだけで、得られる音の傾向としてアタックが丸まる傾向になりました。「余分なものは接続しない」ということが改めて重要であると感じました。
・この状態で今まで吸い出した音源を再生すると、バランスがよくない状態で記録されていた状況がはっきりと伝わってきました。そのため、これまでに吸出ししたものについては、全てやり直さなければならないと判断しました。
・厳密なことをいうと、光ケーブルの種類やSFP+トランシーバの銘柄などでも音の傾向は変わるようですが、まずはバランスがとれるようになっただけでもよしとします。
・わざわざ試しませんが、スイッチの電源をスイッチに付属しているアダプタで供給したら、この結果は変わっているのかもしれません。
・この傾向が、電気的にストレージとドライブ間が絶縁されたことに起因するのか、または「電気~光」変換で信号波形が再形成されたことに起因するかは不明です。

なお、2020年4月の構成(新しいタブ・ウィンドウで開きます)で記載した「ケーブルはタオルなどの柔らかいものの上に敷く」は、高域が減衰して低域がぼやけ、音の焦点が不明確になる作用があるようなので、人工大理石板の上に敷くように変更しています。
また、BDドライブからPCへ接続するUSBケーブルには、高域の歪み感を低減させるために、USB2.0接続になってしまいますが再度「FIDELIX」ブランドのUSBノイズフィルタを挿入している点、および「WAVEファイルをTS-231+との間で一往復させる」を廃止した点(ただし、バックアップ用としては使用している)が、以前からの変更点となります。