計画は達成されたけど……

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毎度の「静音計画」(商品名)。今回は、ドアのシール性を高めるためのものを試してみます。

(2015年7月追記)その後、この計画は変更されています。そちらも併せてご覧ください。

結論からいうと、「予想以上に効果あり」でした。全く聞こえないわけではありませんが、意識しないと、隣や対向車線を走行する車両が発するロードノイズを感じることは少ないです。または、自車のロードノイズのほうが相対的に大きく聞こえるといったほうがわかりやすいでしょうか?

しかし、一方でこれは音で周囲の状況を知るという手段を奪うものにもなってしまいます。快適な環境の構築が安全運転の向上に役立つ反面、相手の接近に気づきにくくするという、安全の向上に相反する面もあるといえるかもしれません。

また、厚さ約5[mm]で、押しつぶすと約3[mm]までつぶれる本品は、ドアのウェザーストリップに接触させて使用するという目的での使用に対して、少し厚過ぎるようです。いつもの感覚でドアを閉めるとハーフラッチになってしまいます。強めにドアを閉めればいいのですが、その分ドアキャッチ金具に余分な負荷がかかることになりますので、単に「静かになる」という目的が達成できたからといって喜んでばかりはいられないかな、というのが正直な感想です。