もっと!横浜市旭区の動物園

オオワシ/Steller's sea eagle
放飼場の広いスペースに草が生い茂ったり、障害物のようなものがあったりするため、「生きものたちの姿が見えない」という声も一部でありますが、逆にいえば生きものたちが隠れたり、風景に紛れたりする様子を観察できる場所でもあるといえます。
そんな中で暮らす生きものたちの姿を記録してみました。
(以下、画像多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

リカオン/African wild dog
「リカオン」のいきいきとした行動を観察した場合は、朝九時半の開園と同時に北門から入場するか、または園内バスで正門から北門側へ移動するのがいいでしょう。
リカオン/African wild dog
大概の時間は横になって休んでいる姿を見ることが多いのですが、朝は動き回っている場合が多いようです。
ヤブイヌ/Bush dog
リカオンはハイエナとよく間違われますが、タヌキなどと間違われることがあるのは「ヤブイヌ」。ヤブイヌもタヌキも同じイヌ科の生きものです。
ホンドギツネ/Japanese red fox
そうして、「ホンドギツネ」もイヌ科。英語名でJapanese red foxと書くことから、「アカギツネ」の亜種であることがわかります。
ドール/Dhole
「ドール」もイヌ科です。なお、ドールは英語でDholeと書きますが、Asian wild dogとも呼ばれることからもわかるように、キツネとは違う生きものとなります(参考までに、リカオンはAfrican wild dog)。また、中文で「豺」や「红狼」と表記することより、アカオオカミと呼ばれることもあることがわかります。

チーターとグラントシマウマ
「グラントシマウマ」から逃れるように?倒木で囲まれたエリアで休むのは「チーター」。両者の力関係が見えてきます。
チーター/Cheetah
そんなチーターも、時々開催されるイベント「チーターラン」のときは全力で走る姿を観察できます。このイベントは開始約1〜2分で終了してしまうことから、チーターが全力で走れる時間はわずかであることも知ることができるかと思います。

ニホンザル/Japanese macaque
「ニホンザル」も、仔だけで遊んだり、毛繕いをしてもらったりするなど、様々な様子を観察することができます。
アカアシドゥクラングール/Red-shanked douc langur
「アカアシドゥクラングール」はVietnumやCambodiaなどに生息する生きものということで、この施設では冬季に非公開となり、観察できなくなるとのこと。
セスジキノボリカンガルー/Goodfellow's tree-kangaroo
同様に、「セスジキノボリカンガルー」もIndonesiaなどに生息する生きもののため、この施設では「冬季休暇」をとります。
他にも「寒いところが苦手な生きもの」や「寒くなると元気になる生きもの」がいるので、そのような観点から観察すると、生息地などと結びつけて理解が深まるので、いいと思います。

二ホンツキノワグマ/Japanese black bear
須坂市の動物園(新しいウィンドウ・タブで開きます)から移動してきた「二ホンツキノワグマ」の「メリー」は、元々野生下で保護された個体とのこと。
メガネグマ/Spectacled bear
「メガネグマ」も、食事のときは擬木の上に置かれた果物を食べるために、高い場所へ登る光景を観察できます。

インドゾウ/Indian elephant
北門から正門へ移動すると、最後に登場するのが「インドゾウ」。食事の時間も終わり、周囲を歩き回っている光景です。