勝手にHDC~広島市の動物公園(2)

ミーアキャット/Meerkat
(1)からの続き(新しいウィンドウ、またはタブで開きます)です)
広島市にある動物公園の話。
(以下、画像多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
ミーアキャット/Meerkat
多くの人がイメージする「ミーアキャット」の姿。
ミーアキャット/Meerkat
ミーアキャットの座り方二例。
ミーアキャット/Meerkat
うつ伏せになる姿も見ることができました。

フクロモモンガ/Sugar glider
夜行性動物のための昼夜逆転施設では「フクロモモンガ」などの夜行性生物や、は虫類の生き物の様子を観察できます。

コンゴウインコ/Macaw
ふれあい対応の「ぴーちくパーク」入口で出迎えてくれるのは「コンゴウインコ」。
アオメキバタン/Triton cockatoo
現地では、「アオメキバタン」とともに発する大きな鳴き声を聞くことができると思います。

もちろん、動物園は屋外にある施設なので、飼育していない生き物の姿も見られます。

その他、「ヤギ」や「ヒツジ」、「ミニブタ」などのエリアに入って間近で生き物の観察をすることができます。

ニホンアナグマ/Japanese badger
身近な動物が集まっているエリアで観察できる「ニホンアナグマ」。イヌ科タヌキ属のタヌキと見間違える例もあるようですが、アナグマはイタチ科アナグマ属の生き物なので、その点で両者は異なります。
ハクビシン/Masked palm civet
一方で「ハクビシン」は小屋に篭っていることが多い模様。和名からどんな生き物かを想像する場合、漢字で「白鼻心」と書くことを覚えておくとイメージしやすくなるかと思います。

ニホンコウノトリ/Japanese white stork
こちらは「ニホンコウノトリ」。

ユーラシアカワウソ/Eurasian otter
ここのカワウソは「ユーラシアカワウソ」。決まった時間に自動給飼装置で活餌が水槽に投入されるようなので、エサを捕らえる姿を観察したい場合はその時間をチェックしてから訪問するといいでしょう。
レッサーパンダ/Red panda
広島のRed Panda(広島で赤といえば鯉、または馬自達を連想する方もいるかもしれませんが)。観察している間、ひたすら竹の葉を食べていました。

さて、ここにはシカのような姿をした生き物が何種類かいます。
ブラックバック/Blackbuck
まずはウシ科ブラックバック属の「ブラックバック」。そもそも、シカ科ではないのでシカではありませんし、角の形状も枝分かれしていないので、ウシの仲間の特徴が現れているといえます。
キョン/Reeves's muntjac
次はシカ科の「キョン」。奈良市内などで見かけるシカ(新しいウィンドウまたはタブで開きます)と比較すると小さなシカといえますが、日本国内において「特定外来生物」に指定されている生き物です。
シフゾウ/Pere David's deer
ウシなの?シカなの?どっちでもない(ように見える)のが「シフゾウ」。角だけを見ると枝分かれしている形態的特徴からシカの仲間に見えます。
シフゾウの説明看板
実際、シフゾウはシカ科シフゾウ属の生き物なので、シカの仲間です。また、この説明看板に記載のとおり、野生では絶滅しておりIUCN:EW(リンク先を新しいウィンドウ、またはタブで開きます)と評価されているにも関わらず、日本国内において「特定外来生物」に指定されている生き物です。
*シフゾウに限らず、ニホンジカ以外のシカは広く特定外来生物に指定されています。
広島市安佐動物公園 園内
そんなシフゾウも、檻や高い柵のない広いスペースで展示されています。
ニホンカモシカ/Japanese serow
和名にシカが含まれる「ニホンカモシカ」はウシ科カモシカ属の生き物。つまり、シカではありません。

なお、Red Pandaやシフゾウなどがいる西園は高低差が大きいエリアのため、登り坂の移動が不安な方は土休日の指定時間帯に運行される電動カート「ラクラクくん」の利用を検討するといいと思います。